こども、アート、日々。

ideh.exblog.jp
ブログトップ

社会的責任を考える研究会

第12回「社会的責任を考える研究会」特別企画
”パートナーシップから見えてきた新しい社会のあり方”に参加しました。

話題提供として、網野俊賢氏(きょうとNPOセンター理事、元ホンダ オブ アメリカ執行副社長)から、CSRの基本的な考え方、NPOと企業のあり方についてのお話がありました。
「良き企業市民」として”社会が抱えている課題の解決に知恵や労力を貸す”、また「4出しパートナーシップ」として、[顔を出す][知恵を出す][汗を流す][金を出す]というお話、同時に「出す」だけではなく「一緒に働く企業」であること、「おもしろくなければ真の協働ではない」というお話をお聞きしました。

なかでも、協働は「アリ地獄」と仰っておられ、言い得て妙だといたく共感しました。そのココロは、「真に協働していくと、どんどん深みにはまっていく。深みにはまれば協働の質も上っていく。しかしその過程では苦労もまた発生する。その苦労もまた、楽しいもので、ますます抜け出せなくなっていく」ということだと思います。KADもいくつかの企業と協働させていただいていて、まさにその「アリ地獄の快楽」を味わってしまっており、この苦しみもまたよいものだ、逆に苦労が何も発生しない協働はないのだ、自信を持ちました(笑)

後半の事例報告では、KADのパートナー企業でもある吉村氏がTOA株式会社とKADの協働事例を、NPO法人音の風の西野氏が行政との協働事例を、また龍谷大学法学部の土山氏からは行政と協働を行う際の課題について、報告がありました。

その後、パネルディスカッション。
網野コーディネーターによる話題は、協働から地域社会、定年退職後の団塊の世代の登用、など、多岐にわたり、エキサイティングでした。
また、土山氏が仰った、「行政も”変わらなきゃ”と思っている。でも、その変わり方が分からない」とおり、現在の社会は大きく変わろうとしている、変化の節目にあるのだなと思いました。しかし同時に「変わるチャンス」でもあり、このけっして楽ではない社会情勢下であるからこそ、変わることを真剣に考えられるチャンスでもあるというお話に納得。
KADもけっして楽な立場ではないですが、この苦境を乗り越えた先に確かなものがあると、信じています。

網野氏に言って頂いたことで嬉しかったのは、TOAとKADの協働が「Born to 協働(はじめから協働である形)の、稀有な例であること」、「広報活動が充実していること」でした。任意団体からNPO法人になるまで、それなりに色々と困難もありましたが、こうして評価して頂けることは、とても嬉しかったです。

いいお話を伺って、ますますアリ地獄からは抜け出せそうもないです。
さあ、がんばろう!
[PR]
by ide_h | 2009-02-16 19:58 | 子どもとアーティストの出会い