こども、アート、日々。

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「東京R不動産」

今週、落ち着いてデスクワークができるのは今日が最後なので、
がんばって企画書や予算案やプレスリリースのたたきやら
書類作成系の仕事をおし進める。

パソコン画面を睨みすぎて頭がぼんやり。

帰りに本屋によって、「東京R不動産」(アスペクト)を購入。
平野愛さんがメインカメラマンを担当されているので買ったのだが、
この本、すごくわくわくする。

「東京R不動産」は、東京にあるちょっとへんな不動産(改装OKだったり、
屋上がついていたり、マンションの2階なのに日本庭園がついていたり)を
紹介していく本。アートプロジェクトでリノベーションの対象になるような
物件(古い元倉庫や工場)を住人が創意工夫を凝らして
住居やオフィスとして活用しているさまが、おもしろい。

かくいう私も、今住んでいるのは築50年の一軒家だし、
入居しているシェアオフィスもけっこうな年代ものなのだ。

家の方は、俳人である大家さん(御歳98才)と
医学博士であったご主人(故人)の
荷物や家財道具がそっくりそのまま残されており、
基本的に何を使ってもいいが捨ててはいけないという契約で住んでいる。
私の家財道具よりそれらの方が圧倒的に多いので、
家の空気が昭和40年代のままだ。
立派な庭もついているが手入れができていないので、
若干、猫の棲家となっているふしもある。

いっぽうシェアオフィスの方はその昔流行ったビリヤード場を
事務所に改装したもので、いまだカウンターや当時の壁紙が残っている。
入居してすぐの大掃除でビリヤード場の遺物
(当時の看板や写真やグラスなど)が出てきて、
そのとき発掘した電光看板にはこう書かれていた。

「ポケット ロー式 優勝競技大会 毎月16日6時開会 平安十六夜会

そう、いま毎月開かれているコミュニティ・カフェ「十六夜会」は
その昔開催されていたビリヤード大会を継承したものである。

・・・「東京R不動産」に紹介されている物件も、
現在はシェアオフィスであったりカフェだったりして人のあつまるコミュニティになっている。
多少使い勝手は悪くても、歴史を持つスペースというのは人を惹きつけるんだろうな…。
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by ide_h | 2006-08-24 23:57