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TOA Music Workshop2006、終了!

神戸ポートアイランドのジーベックホールで続けてきた、
「TOA Music Workshop2006~ぼくを鳴らそう、わたしを聴こう~」の
ワークショップの最終日。

対象は、神戸市内の中学校1年生146名。
アーティストは、チューバ奏者の高岡大祐さんと、
ヒューマン・ビート・ボクサーの櫻井響さん。

スタッフは10時にホール入りし、リハーサルとサウンド・チェック。
交通事情により生徒さんたちの到着が遅れて、
予定より20分遅れてのスタートとなりました。

午前中はクラシックのコンサートを体験してきたというみなさん。
私のほうから最初のご挨拶をさせて頂いてから、
まずは高岡さんが登場、ワークショップがスタートしました。

はじめは、高岡さんの自己紹介と、チューバ演奏。
そして、櫻井さんを呼びいれ、
ヒューマン・ビート・ボックスのパフォーマンスをしてもらいます。
はじめのパフォーマンスは、何にも見えない、真っ暗闇の中で。
真っ暗闇の中で、どんな音が聴こえるか、どんなふうに聴こえるかを
体験してもらうためです。

ヒューマン・ビート・ボックスは、
声の使い分けによって、ドラムやパーカッション、メロディを
たったひとりで再現するというもの。

真っ暗闇の中で、ひとりの人間が発しているとは思えない音楽が
鳴り響きます。

その後、明るい状態で、再度パフォーマンス。
ターンテーブルをまわすDJのパントマイムもつけて、
もういちど、みんなにヒューマン・ビート・ボックスの音楽を体験してもらいました。

次に、高岡さんのチューバと、ヒューマン・ビート・ボックスの即興デュオ。
これも真っ暗闇の中で行われます。
演奏の途中から、子どもたちに自由に音を出してもらいました。
声を出す子、床を叩く子、笑い声・・・いろんなノイズが、チューバと
ヒューマン・ビートボックスと交じり合い、音の渦が生まれてきます。

その後、櫻井さんによる、ヒューマン・ビート・ボックスの実践ワークショップ。
「ブン」(ドラムのタムの音)、「ツ」(ドラムのハット音)、
「カッ」(ドラムの縁を叩く音」、「ン」(ベースの音)の4つの音の出し方を教えてもらいます。
これがなかなか難しいのですが、だんだんとできてくる子どもたち。

今回、ホールの天井には吊マイクを4本、用意していました。
クラスごとにマイクの下にあつまり、みんなでそのマイクに向かって声をだすと、
音が増幅される仕掛け。

そのマイクのしたで、みんなで「ブ」「ツ」「カ」「ン」の練習。
だんだんと、きれいな音になってきました。

ラストは、また会場を真っ暗闇にして、
チューバと、櫻井さんと、子どもたちのヒューマン・ビート・ボックスの
即興セッション。もちろん「ブ」「ツ」「カ」「ン」以外の音を出してもOK。

真っ暗闇にすると、恥ずかしさがなくなるのか、
とたんに生き生きとした「音」を出す中学生たち。

ノリのいいチューバの演奏にあわせて、
会場全体がひとつの音楽になりました。

あっという間の90分間が、終了。

多くの子どもたちにとっては、はじめて触れる音楽であり、
はじめての体験だったと思います。
ひとりひとり、感じたことも、体験したこともきっとさまざま。
今日、感じたことをひとりひとりが持ち帰って、
明日から、少しでも音の聴き方が変わるようになってくれたら嬉しいです。

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試行錯誤を重ねてきたTOA Music Workshoo2006は、
大成功のうちに終了となりました。
参加してくださった3校の小中学校のみなさま、
ボランティア・スタッフのみなさま、見学にお越しくださったみなさま、
取材をして頂いたみなさま、どうもありがとうございました!
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by ide_h | 2006-12-13 22:12 | 子どもとアーティストの出会い