朝、林加奈さんから電話を頂く。
14日に行くつもりだった京都芸術センターの「動物の演劇」が売り切れ、
明日はもう席がないから今日行ったほうがいいとのこと。
昼、知り合いのアーティストから助成金申請に関する相談。
どこまで力になれるかわからないが、出来る範囲で協力することを約束する。
同居人が食事をつくってくれたので一緒に食べ、
それぞれの仕事場にでかける。
夜は「動物の演劇」を観に、京都芸術センターへ。
そこでワークショップコーディネータの吉野さつきさん、
片岡大祐さん、ポかリン記憶舎の明神さんにお会いする。
みなさん、今日のために東京から来られたとのこと。
「動物の演劇」は、私はとても、おもしろかった。
音楽家(野村誠さんと太田智美さん)のエネルギーに反応して、
ダンサーたちが微妙に刺激されていくさまを見てぞくっとしたり、
キャリアのあるダンサー(岩下徹さんや寺田みさこさん)が
普段の彼らの作品ではありえない状況で踊るのが面白かったりして、
コンテンポラリーとか舞踏とか現代音楽とかのジャンルを超えて、
アーティストたちが表現に対してフラットに、
ただ真っ直ぐに取り組んでいるように見えたのだ。
終演後は、私とまったく正反対の感想を持った友人と飲み、
何がどうそう思うのかをお互い説明しつくして楽しく疲れ果てる。