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イギリス訪問記(その5)

【6月28日】
グリニッジの、グリニッジ・ダンス・エージェンシーへ。
ここは元区役所の建物を改装してつくられた劇場で、
ふたつのホールがある。
ここでは、毎月「キャバレー」という10分間程度のダンスをたくさん上演する企画や、
ティー・ダンス(お年寄りが紅茶カップ片手に踊るダンス)などの企画で、
コミュニティとのかかわりを持っている劇場。
基本指針として、「地域の人に関わるダンス」「ダンサーの育成」
「イベントを行うこと」の三本柱で活動を行っている。

余談だが、ここで出されたクロワッサンが感動するほど美味しかった。
イギリスに来て、食事のひどさに落ち込んでいたので、余計に。
グリニッジは海も近くて、食べ物もおいしいところらしい。いいなー。

その後、ラバンセンターへ。
これまで、いろんな場所で、ラバンセンターの話を聞いてきて、
しかしながらさっぱりイメージが湧かなかった場所なので、
やっと訪問できて嬉しい。実際訪れてみると、想像以上の場所だった。
まず建築がすごい。テート・モダンや北京オリンピック会場を設計している
ヘルツォーク&ド・ムートンのものとのこと。建築ファンにはたまらないだろうなあ。
ラバンセンターには、ダンスのためのスタジオが13室、シアター、多目的エリア、図書館、
ダンスはもちろん、音楽まで理解するための専門カリキュラム、
ダンサーの身体的機能を科学的に調査・分析するための部署…。

ちなみに、ラバンセンターのある周辺地域は、
イギリスの中でも貧しい地域であり、政府の再開発の一環として
ラバンセンターがつくられたそう。その発想にも、驚く。

午後は、子どもたちのワークショップを見学。
4つの小学校から子どもたちが参加し、オリンピックのためのダンスをつくるワークショップ。
今日がファースト・コンタクトだそうだが、そのノリや表現力、真剣さは素晴らしいものが。
日本ではここまでくるのに、最低半年はかかるのではないだろうか。土壌ができている。

その後、男の子たちのためのダンスワークショップも見学。
いかにも、やんちゃな男の子たち。先生は、大変だ。
でも、踊るときはしっかり踊り、ダンスが大好きで、楽しいという。

なおイギリスでは、毎年6週間、小学校では義務で、中学校では選択で
ダンスの授業がある。ラバンセンターのスタッフたちは、
先生たちのためのワークショップも多く行っているとのこと。
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by ide_h | 2007-06-28 20:33 | 子どもとアーティストの出会い