こども、アート、日々。

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CIMJ2日目

CIMJ2日目。今日は午後から参加。
じゅんじゅんさんと森川弘和さんの「モノとコンタクト」。
コンタクトは人と人とでつくっていくのが基本だが、
それを人でなく机や椅子に置き換えてやってみようというワークショップ。
森川さんのウォーミングアップからスタート。
が、回転・ジャンプ・ほふく前進・バランス…を取り入れたウォーミングアップで、
油断してると「頭が高い!」「腰を下げて!」「動きをスムーズに!」という
爽やかな笑顔の檄が飛ぶ。ビリーズ・ブートキャンプならぬモリカワ・ブートキャンプだ。
その後、じゅんじゅんさんのナビゲートで、椅子とコンタクトを試みる。
椅子に乗ったり、倒したり、ふたりで持ち上げてみたり。
最後には、舞台にソファやテーブル、バランスボールなどが並べられ、
「モノとコンタクトしつづけるツアー」が。私は体力の限界で、途中から見学・・・。
それでも、このワークショップはクリエイティブの要素がたくさんあって、
アーティストがどうやって作品をつくっていくか、
どのように世界を見ているかを垣間見ることができて、大変面白かった。

16時30分からの「コンタクトとユーモア」は、参加申込みをしていたものの、
ギブアップしてロビーにて休憩。モリカワ・ブートキャンプの
リバウンドであろう、船酔いのような症状とひとり戦う。

19時から、私が登壇させて頂くロビーダイアローグ2『コンタクトと社会のあれこれ』。
まず橋本さんから「コンタクトの魅力と課題」「CIに参加する人々の傾向」
「一般の方にコンタクトを取り入れるときの問題」
「アーティストが食べていけるようになるには」
という4つの面からの問題提起が行われた。
橋本さんはカウンセラーをされていたので、臨床心理の観点からCIを観察し、
分析し、それを現状の問題点とからめて、
しかもユーモアとパフォーマンスを交えて話される。すごい分析力と話術。
次に、私の方から子どもとアーティストの出会いのプレゼンテーション。
最後に、Dance&Peopleの五島さんが、活動紹介と、
CIのワークショップによく似た、視覚障害者の方を対象とした
ワークショップの様子を報告された。
時間を延長して、質疑応答。
その中で、「ダンサーが震災現場に出かけていくようなワークショップはあるのか」という
ごくスタンダートな質問が出て、それに坂本さんが
「ダンスはその場の楽しみや癒しだと思っていない」といった趣旨の答えを提示されるが、
両者が置かれている環境が違いすぎて話がかみ合わず、
それがそのまま社会とアートが乖離している状況を表しているように思えた。
また、もうひと方から、「自分もダンサーで、社会に関わりたい。またそう思っている人も
全国にたくさんいるだろうに、みんな関わり方が分からない」という声を頂く。

社会と関わると一口にいっても、それはあまりにも深くて大きく、
分け入っていくのは生半可なことではない。
だからこそ、同じ志をもっている人が集まり、ネットワークをつくり、
協力して外に出かけていって、少しづつ環境を変えていくしかない。
そのための仕掛けや戦略、実務を、例えば私たちのような団体が担っていく。
そんな環境が早く実現できるようになることを願う。
ダイアローグ2で提示された問題は山積みだったが、
これからやるべきことが山ほどあるという現状を確認できただけでもよかった。
時間を30分も延長して行われたディスカッションの熱を、
それぞれが持ち帰り、引っかったことをぐるぐると考え続け、
近い将来、どこかで一緒に何かできるようになればいいな。
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by ide_h | 2007-08-09 14:24 | 子どもとアーティストの出会い