こども、アート、日々。

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【ダンスと見えないこと】

Dance&Peopleさんが企画される報告会のご案内です。
井手上は司会をさせていただきます。
「パリツアー、どうだった?」はじめ、聞きたいことがたくさんで楽しみです。
みなさま、ぜひお越しください。

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Performing Arts Communication@立誠 参加事業  
~公演+フランスツアー報告+上映会~
【ダ ン ス と 見 え な い こ と】
視覚障がいを持つ人のダンスの独自さに驚きと感動を覚え、ワークショップや公演をしてきました。昨年パリに行き「ダンスと見えないこと」をテーマに現地NPOと交流をしました。ふだん「見る」ことに慣れてしまっている人にも「見えない」カラダの可能性に出会っていただけたら!と思います。

●日時:3/22(日)14:00~17:00(開場は30分前)
●場所:元立誠小学校 講堂(京都・木屋町蛸薬師/京阪祇園四条より10分、阪急河原町より
8分)http://www.rissei-project.com/map.html
●入場料:2,000円(大人)1,000円(小中高生)
障がいのある方の介助者1,300円 未就学児無料
●お申込み・問合せ:京都市東山青少年活動センター (東山区総合庁舎2階) 
Tel 075-541-0619 fromeast@jade.dti.ne.jp ★3/1(日)10:00
より、直接来館・電話・メールにて受付開始(平日10:00~21:00、日祝
10:00~18:00、水曜休館)

*以下の問い合わせ先では、すでに申し込み、お問い合わせを開始しておりま す。
Dance&People http://blog.canpan.info/d_a_p
Tel/Fax075-802-9060  d-a-p@muse.ocn.ne.jp
JCDNダンスリザーブ http://dance.jcdn.org
お名前・電話番号・アドレス・人数等を添えてご予約の上、以下へお振込み下さ い。
【郵便振替】口座番号 00940-0-95759、口座名称 ダンス&ピー
プル

主催:Dance&People・花嵐   共催:(財)京都市ユースサービス協会

●プログラム
①ダンス公演「Nobody in the garden」
全盲のダンサー万葉と舞踏グループ花嵐が展開する五感で感じる舞台、何をしで
かすやら!?初演2008年12月パリ市立ミカダンス。
上演前に暗やみダンス体験有り。 京都芸術センター制作支援事業
出演:花嵐(伴戸千雅子・ニイユミコ・古川 遠)・森川万葉
音楽:もぐらが一周するまで
構成/演出:花嵐  照明/渡川知彦
※暗くなる時間が長いので、不安になる方はご考慮下さい。

②フランスツアー報告会(アイマスク体験付き) 
「なぜ見えない人と踊るの?」「パリはどうだった?」等、素朴な問いに答えな
がら、今までの取り組みをお伝えします。
司会:井手上春香 (子どもとアーティストの出会い) 
報告者:五島智子(Dance&People)ほか

③ドキュメンタリー上映「Do dance, which never be seen elsewhere.」
56歳からダンスを始め、昨年60歳で急逝した全盲の吉田一光が舞踏作品に取り組
んだ数ヶ月を追った映像。振付家との創作現場のやりとり、 大阪の商店街を行
く姿…ダンスに無縁な人も思わず惹きこまれる。
主演:吉田一光  構成/編集:浜田俊輔
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by ide_h | 2009-02-20 20:26 | ご案内

京(みやこ)エコロジーセンター訪問

来年度の企画を考えていて、思うところあって、
京(みやこ)エコロジーセンターを訪問させて頂きました。

環境問題については「リサイクルしよう」とか「無駄づかいいはいけない」とか、
お題目のように意識の中には刷り込まれているのですが、
「では、なぜそうしなければならないのか?」また
「それによって、地球環境にどのような影響を与えるのか?」
ということについて、考えを深める機会になればと思いました。

みやこエコロジーセンターの素晴らしいところは、
施設そのものが断熱・雨水利用・屋上庭園など環境に配慮した
「こだわり」の建物であることもさりながら、
セミナー、レクチャー、ワークショップ、イベントの開催、また80名以上の市民ボランティアの参画など、
その運営手法と充実したソフトにあります。

「環境のために・・・でなければならない」ではなく、来館したひとりひとりが
環境問題について考えることのできるしくみになっています。
たとえば、展示物を見てまわる際には、「エコメイト」と呼ばれるスタッフが来館者に
問いかけながら、解説してくれるのです。

職員の方にいろいろお話を伺う中で、
「環境問題は、ある問題に対してこれをすれば解決、というものはない。
毎日、人々が問題を解決するにはどうしたらいいか、ずっと考え続けることが大切なのだ」
という言葉が印象に残りました。

また、「環境問題が身近なことでなくて、どうしても遠い世界のことに感じられがち。
それをいかにして、身近な問題として感じられるかを、工夫している」とのことです。

考え続けること。環境問題を自分のこととして考えられる想像力。
KADが行うワークショップにも通じることが多く、とても勉強になりました。
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by ide_h | 2009-02-20 20:16 | 子どもとアーティストの出会い

トライやる・ウィーク実践発表

今年度行われたTOA トライやる・ウィークが
“平成20年度神戸市「トライやる・ウィーク」推進協議会 兼 神戸ブロック研究協議会”
にて、トライやる・ウィークの優良事例としてTOAの事例を発表することになりました。
兵庫県下80数校の事例の中から2校選ばれたとのことで、大変誇らしい!

今年度のTOA トライやる・ウィークでは、「島っ子 ワヤン・オペラ」と称して、
インドネシアの楽器や影絵によるコンサートを上演しました。

今回は、パワーポイントによる内容説明と影絵の
デモンストレーション、ガムラン版の中学校校歌の演奏。
先生と生徒、アーティストのHANA★JOSSと関係者は、会場前から発表の準備。
ワヤンの枠、ガムランを会場に持ち込むので、準備が少々大がかりなのです。
久しぶりに会う子ども達は少し大人になっていて、ちょっとはにかみぎみ。
でもしばらくすると、あの懐かしい半年前の雰囲気になり、
リハーサルでは、HANA★JOSSのアドバイスを受けて音がガラリと変わったのが印象的でした。

さて本番。
港島中学校の出番は、神戸市教育長橋口氏の開会あいさつのすぐ後。
200名近くの大人の前で演奏する子どもたちは緊張の面持ちでしたが、
素敵なパフォーマンスで、無事発表終了。

先生は「トライやるが終わっても、この生徒たちが集まると、
トライやるの雰囲気になるんですよ。ハートの部分で、大きなものを得たんだと思います」と
仰っておられ、とても嬉しかったです。
私たちが子どもに関わることのできる時間は限られていても、
子どもの中に何かを残すことはできていたんだなあ。
こういった言葉が、この活動を続けていて、なにより嬉しいです。
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by ide_h | 2009-02-19 20:31 | 子どもとアーティストの出会い

社会的責任を考える研究会

第12回「社会的責任を考える研究会」特別企画
”パートナーシップから見えてきた新しい社会のあり方”に参加しました。

話題提供として、網野俊賢氏(きょうとNPOセンター理事、元ホンダ オブ アメリカ執行副社長)から、CSRの基本的な考え方、NPOと企業のあり方についてのお話がありました。
「良き企業市民」として”社会が抱えている課題の解決に知恵や労力を貸す”、また「4出しパートナーシップ」として、[顔を出す][知恵を出す][汗を流す][金を出す]というお話、同時に「出す」だけではなく「一緒に働く企業」であること、「おもしろくなければ真の協働ではない」というお話をお聞きしました。

なかでも、協働は「アリ地獄」と仰っておられ、言い得て妙だといたく共感しました。そのココロは、「真に協働していくと、どんどん深みにはまっていく。深みにはまれば協働の質も上っていく。しかしその過程では苦労もまた発生する。その苦労もまた、楽しいもので、ますます抜け出せなくなっていく」ということだと思います。KADもいくつかの企業と協働させていただいていて、まさにその「アリ地獄の快楽」を味わってしまっており、この苦しみもまたよいものだ、逆に苦労が何も発生しない協働はないのだ、自信を持ちました(笑)

後半の事例報告では、KADのパートナー企業でもある吉村氏がTOA株式会社とKADの協働事例を、NPO法人音の風の西野氏が行政との協働事例を、また龍谷大学法学部の土山氏からは行政と協働を行う際の課題について、報告がありました。

その後、パネルディスカッション。
網野コーディネーターによる話題は、協働から地域社会、定年退職後の団塊の世代の登用、など、多岐にわたり、エキサイティングでした。
また、土山氏が仰った、「行政も”変わらなきゃ”と思っている。でも、その変わり方が分からない」とおり、現在の社会は大きく変わろうとしている、変化の節目にあるのだなと思いました。しかし同時に「変わるチャンス」でもあり、このけっして楽ではない社会情勢下であるからこそ、変わることを真剣に考えられるチャンスでもあるというお話に納得。
KADもけっして楽な立場ではないですが、この苦境を乗り越えた先に確かなものがあると、信じています。

網野氏に言って頂いたことで嬉しかったのは、TOAとKADの協働が「Born to 協働(はじめから協働である形)の、稀有な例であること」、「広報活動が充実していること」でした。任意団体からNPO法人になるまで、それなりに色々と困難もありましたが、こうして評価して頂けることは、とても嬉しかったです。

いいお話を伺って、ますますアリ地獄からは抜け出せそうもないです。
さあ、がんばろう!
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by ide_h | 2009-02-16 19:58 | 子どもとアーティストの出会い

シンポジウムのご案内

当団体の副理事長でもある、吉村氏が登壇するシンポジウムが京都で開催されます。
企業・NPO・行政のそれぞれの視点から、パートナーシップのあり方を考えるよい機会になると思います。みなさま、ぜひご参加ください!

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「パートナーシップから見えてきた新しい社会のあり方」

日時:2月13日(金)18:30~21:00
場所:京都府職員福利厚生センター3階 第1会議室
内容:◆パネルディスカッション
・話題提供:網野 俊賢さん(関西国際大学客員教授・元ホンダ・オブ・アメリカ副社長)
・パネルディスカッション

パネラー
吉村 真也さん
 (TOA株式会社 広報グループリーダー兼社会貢献・メセナ担当 プロデューサー)
西野 桂子さん
 (NPO法人音の風 代表理事)
土山 希美枝さん
 (龍谷大学法学部准教授)

コーディネーター
網野 俊賢さん

詳細はこちらから↓
http://www.npo-net.or.jp/center/modules/news/article.php?storyid=83
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by ide_h | 2009-02-09 17:27 | ご案内

ダムタイプ《S/N》

今日はNPO法人アートNPOリンク主催の井戸端会議がありました。
京都精華大学で行われた「公開シンポジウム:S/Nについて、語られなかったこと ~介入の芸術:個人の記憶、公共の記憶、その交差点へ~」の報告会、そしてその場をさらに深めるための会でした。

シンポジウムには行けなかったのですが、会に先立って、久しぶりにS/Nを見ました。
はじめて見たときはひたすらカッコイイと思ったのとショックなのとで頭がいっぱいでした。わからない・わかりたいことがすごくいっぱい出てきて、ウェブの記事や本をたくさん読んだなあ…。今日、思いがけずあらためてゆっくり見て、今度は落ち着いて作品に思いをはせることができました。今回は古橋さんとブブさんとピーターさんが3人で話しているシーンが、とても印象に残りました。とってもプライベートで、あたたかい感じ。

さて、開会。ダムタイプやS/Nについてはもうずいぶん語りつくされてきたと思うのですが、
いまもってこの作品から受け取るものは多く、また人によってもたくさんの考え、思い(想い)があり、刺激的で濃密な会となりました。「語らずにはいられない何か」をこの作品はたくさん持っているのですね。

アート、当事者、マイノリティ、逆差別、介入、特権…いろいろな言葉たちがぐるぐるして酩酊状態になりつつ、「語らずにはいられない何か」を誘発しているのは、古橋悌二さんをはじめとするS/Nに関わったすべての人々の想いの強さなんだなと思いました。
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by ide_h | 2009-02-06 20:10 | アート

ローズマリー・リーさん

Dance Life Festivalの一環で、NPO法人JCDNが主催するローズマリー・リー(イギリス:ダンサー/振付家)さんのダンスワークショップとレクチャーに参加しました。

ワークショップでは、学校や施設へのアウトリーチを行う際の指導に役立つアーティスト向けワークショップを見学しました。
とはいっても難しいテクニックや理論ではなく、誰でも参加できる、そして明日からでも実践できそうな内容。しかしながら、ワークショップのすすめ方や、根底に流れる哲学を感じることができました。なにより、ローズマリーさんの人間的魅力が際立っていて、やっぱり「人」だなあとあらためて認識しました。

ローズマリーさんのおっしゃったことは、とてもシンプルで、でもコミュ二ティダンスのワークショップを行う際の基本になることでした。

・多様な人々が(場・経験)を共有することによって、人々が力を得る。
・ダンスの経験のない人に指示を出すのではなく、持っているものを引き出すこと
・参加者が多様なバックグラウンドを持つ場合、
 その人たちに共通するもの(感覚・体験など)は何かを考える
・だれもがやったことのある動き、知っている動きをつかうこと

実際、今日はじめてダンスのワークショップに参加されるという方もいらっしゃいましたが、
とても生き生きと、その魅力を発揮されていたのが印象的でした。

後半は、レクチャー。
ローズマリーさんが30年の間に取り組まれてきたプロジェクトを紹介して頂きながら、
彼女のアーティストとしてのあり方を知りました。
プロジェクトの中には、宗教やドラッグ、家庭環境など非常にパーソナルでセンシティブ、
かつ大規模なものもありましたが、彼女は
「アーテイストとして、コミュ二ティの中で、人々の中にあるものを外に見えるように表現しただけ」と仰り、それがコミュ二ティアートにおけるアーティストの役割の本質だろうと思いました。

ワークショップ&レクチャーには、ダンサー、オーがナイザー、学生、それぞれの立場から
アートを通じて社会に関わろうとしている方が多く、今日の機会が
これから日本でのコミュ二ティダンスが育っていく基幹となればいいなと思いました。
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by ide_h | 2009-02-05 22:29

唐津やよい作業所へ

アーティストの林加奈さんと、滋賀県の唐崎やよい作業所へ行ってきました。
めくるめく紙芝居の次の展開を考えるためです。

障がいのある方の家族や関係者の働きかけによって、大津市で2番目に認可されたという経緯のある作業所であり、その施設や実践・支援内容もよくよく考えて丁寧に作られている施設でした。午前中は空き缶リサイクルの活動・陶芸工房・手織り工房を見学。
手織り工房では、みなさんに自己紹介をして頂き、作業の様子も見学させて頂きました。
おとなしく見学しているつもり・・・が、織られている布がとても素敵だったので、
その場で布を反物で購入させて頂きました。
ざっくりとしたダイナミックなものと、色使いが鮮やかな薄いものを、2点。
わーい、部屋に飾ろう!

そうこうしているうちに、お昼になり、給食を頂き、午後の活動へ。
午後は、音楽活動を見学させて頂くことに。
オルガンの演奏が出来る方がいらして、それにあわせてみんなで歌詞を考えたりしていると
一曲できて、それをみんなで歌いました。

どこまでも つづくのか
とこまでも つづくみち
てんごくへ つづくみち
はなばたけ ひばりなく
ピィピィピィピィピィピィピィピィピィ・・・・・

最後は曲らしくなりましたが、最初は
詞ができなくてエンドレスで「どこまでも つづくのか」が続いて、すごく面白かった。

さて、見学を通して見えためくるめく紙芝居の次の展開は…お楽しみに!
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by ide_h | 2009-02-05 19:32 | めくるめく紙芝居

マレーシアより

タイ・インドネシア・日本でのアートエデュケーションプログラムの調査のために
来日されているマレーシア科学大学のタン・スイベン教授が
子どもとアーティストの出会いのリサーチに来られました。

多民族国家であるマレーシアでは、ペナン島において、
想像力をとおして民族の違う子どもたちの間の平和的関係を構築するために、
アートが活用されているとのこと。
タン教授は、研究者でもあると同時に、そのようなプロジェクトのディレクターでもあるそうです。

今日は午後から当事務所にお越し頂き、
子どもとアーティストの出会いの団体概要、活動内容、
そして現在行われているプロジェクトについてお話させて頂いた後で、
神戸のジーベックホールにご案内。
ホールの設備を体験して頂いたり、TOA株式会社の吉村氏とお話いただいたり。

限られた時間でしたが、日本の教育現場の状況、そこにアートがなしえることの可能性、
それらの活動がどのように支えられているか、これからの展望など、
できるかぎりお伝えした・・・つもりです。

タン先生はとても熱心な方で、質問に答えるこちらも自然に熱が入り、
あっという間に時間が過ぎて、とても楽しかったです。
そして、アジアの中での日本、またKADの活動についても想像が膨らみました。

今日の調査が、先生のお役に立って、アートinエデュケーションの活動が
広く広がっていけばいいなと夢見た一日でした。
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by ide_h | 2009-02-02 21:00 | 子どもとアーティストの出会い