梅雨の合間に、眞茶坊(為公史)さんという方の茶会に行ってきました。
眞茶坊さんは茶人であり、陶芸家である方ですが、
なんともユニークな茶をされる方です。
なんと、トラックの荷台に茶室を作ってしまい(その名も「雲天庵」)、
行く先々で茶会を催している方。
その茶会には、茶道をされている方だけでなく、
子どもやお父さん・お母さんも自由に参加できるのです。
これはぜひ行かねば!と、八尾の野外活動センターに出かけました。
今回は親子向けの茶会でしたので、
私はスタッフとして水屋をお手伝いすることに。
お菓子をつくったり、抹茶を用意したり、眞茶坊さんのサポートをさせて頂きました。
ちなみに私、茶の心得、経験は皆無です(汗)
それでも、水屋から眞茶坊さんのお手前を拝見し、
茶室の中から聞こえるみなさんの会話、子どもたちの振る舞いを感じ、
茶はコミュニケーションであり、おもてなしであり、
茶器や茶室の窓から見える風景を楽しみ、お茶やお菓子などを楽しむ
ひとつの芸術であるなあと、素人ながらに感じたのでした。
眞茶坊さんが時々語られるその風変わりな半生や人生観など、
お話を伺っているだけでとても楽しかったです。
最後には私も茶席に上がらせて頂き、お茶を頂きました。
頂いた薄茶は苦味がなくほんのり甘くて、その美味しいこと。
このトラックに乗った茶室を見かけられたら、みなさんもぜひ一服。