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こども、アート、日々。

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めくるめく紙芝居、説明会

山科で古風な美しいお祭りが行われているのに遭遇してうっとり、という夢を見る。
目が覚めたくなくって、ようやく起きたらすっかり昼が過ぎていた。
大慌てて事務所に出たら、大急ぎの案件メールが。
大急ぎで返信し、パンを齧りMEKの準備して地下鉄の駅に走る。

14時10分前に山科青少年活動センターに着くと、
すでに小暮さん、林さん、そして参加者の方1名が待っていました。
しばらくして、橘大の学生さんたちとHANA★JOSS(と、彼らの赤ちゃん)、
2名の参加者が到着。今日は山科の運動会だったので、
夕方まで人が来ないことを覚悟していたが、雨で早く終わったそうだ。

時間がきて、それぞれの自己紹介からはじめる。
すでに見知った顔が多いので、和やか。
そして景気づけに、「海の人」を上演。
みんなもう知っている演目のはずなのに、大ウケ。これが紙芝居の魅力かー。

その後は、みんなでお絵かきをする。
それぞれ思うことを描いたり、絵を交換して描き足したり、
考えたり、飽きたり、また描きだしたり、だらだらと。
今日参加してくれた人は運動会帰りなので、途中でうとうとしたり。

1時間ほど描いて、できああがったものをみんなで鑑賞。
私が絵を持って、「これは何だと思う?どうなっていくでしょう?」と
みんなに質問して答えをつなぎ、ストーリーをつくっていく。
できたストーリーから歌詞を作って、HANA★JOSSと林さんが音楽をつける。
なんだか場のテンションが高くなってきて、次々に3曲もできた。
来週は、これをもとに井上信太さんのワークショップにつなげる予定。

当日の様子は、以下からでも。
「こぐれ日乗」
「kananagaの日記」

夜は林さんと小暮さんとでおいしいタンシチューの店へ。
今後のスケジュールと予算のことなどを話し合う。

今の段階のMEKは、けっこう大仕掛けなことをやろうとしている割に
次回の参加者もほとんど見えないし、内容もその場で決めている。
事前に決めようにもフタを開けないと分からないことが多すぎる。

でもそれは「(クリエイションにおいても、マネージメントにおいても)障害者ひとりひとりの
可能性を引き出し、思いもよらなかったものを生み出す」という、
このプロジェクトの可能性を最大限に生かすためでもある。

かくして、MEKはだらだらゆるゆると、しかし真剣勝負で進行中。
by ide_h | 2006-10-01 20:49 | めくるめく紙芝居