人気ブログランキング |

こども、アート、日々。

ideh.exblog.jp
ブログトップ

2006年 08月 19日 ( 2 )

すずかけ作業所へ

武庫川のすずかけ作業所へ行く。
阪神武庫川駅から、徒歩10分。
武庫川は広くてきれいで、気持ちがいい。
すずかけ作業所は、ループ状になった高速道路の中心部にある。

早速アトリエにお邪魔し、担当の垂井さんにごあいさつをする。
垂井さんは実は昨年NO-MAにいらっしゃり、
アサヒ・アート・フェスティバル2005でお会いしていることが判明。

1時半頃から、参加者が集まりはじめる。
参加者は中学生~大人までの、知的障害者10名ほど。
それぞれに机に新聞をしいて、「いつもの」画材を用意し、描き始める。

しばらくして、はたよしこさんがお見えになる。
机の間をまわりながら、参加者に声をかけたり、ちょっとしたアドバイスをしたり。

今日の参加者は創作歴が長いらしく、みなそれぞれに
自分のスタイルや作業ペースを持っている。
次どうなるんだ、と心配になっても、何の迷いもなく、
どんどん作業を進めていく。すごい集中力。
2時間半~3時間ほどで1作品仕上がり、めいめいに片付けて帰っていく。
すべてがゆるやかで、マイペースな流れだ。

仕上がった作品はどれも直球の表現で、強い。
完成作を見て、ようやくいつか展覧会や美術雑誌で
大きく取り上げられていた「作家」のものだと気付く。

すずかけ作業所のありかたを見ながら、
「めくるめく紙芝居」のワークショップのことを考えた。
これまで10回のワークショップをどう構成するかを考えていたが、
そんなことよりも、参加者とどんな半年間を過ごせるかが大切なように思えてきた。
スタートラインとゴールを始めから設定するのではなく、
人と出会い、その人を知り、そこからやっと制作(クリエイション、マネージメント)を
進めていくというやり方が適切なのかもしれない。

とにかく「ゆっくり」、そして「たっぷりの時間」と、「じっくりのコミュニケーション」が必要だ。
それも私が今まで考えていた倍以上の量で。

そんなことをぼんやり思っているうちに、雨が降ってきた。
残って作業を続ける方を見守りながら、
はたさんと中西恵子さんとお茶を頂く。

雨が止んでから、垂井さんと一緒にgrafへ。
目的はgmで開催中の「tenants」関連のライブ。
すずかけ作業所所属の方が出演されるそうだ。

すずかけ作業所関連のバンドは、“フリーラジカル”。
脳性麻痺の身体障害者ヨタさんがリーダーでボーカルの爆音系バンド。
ヨタさんのシャウトが爆音ギターとドラムとともにgmに響く。
音が大きすぎるのと発音がうまくないのとで歌詞が聞き取れない。
「俺は君より幸せかもしれない」「頭も体も自由、それがパラダイス」と
いったフレーズをようやく掴む。酷い音量だが、演奏が上手いので心地いい。

そして“リュクサンブルク公園”。
6人のアコーディオン+パーカッションのかわいい女の子バンド。

ラストは“ヒネモス”。男女混合10名の大所帯バンド。
ステージに、これでもかというくらいオモチャ楽器がセッティングされる。
「大人になった運動会の鼓笛隊」「無駄に大迫力」と
チラシに書かれているが、まさにそのとおり。
演奏は決して上手くはないんだが…いろんな工夫が随所に凝らされていて、
目が(耳が)離せない。何より、曲がいい。音のセンスがいい。
そして、指揮者の「ッタッタ」さんのMCもむちゃくちゃ面白い。
中盤からは“リュクサンブルク公園”がにわかダンサーズとなり、大盛り上がりで終了。

“ヒネモス”のCDを買って、終電に間に合うようダッシュで駅に向かう。
by ide_h | 2006-08-19 23:30 | めくるめく紙芝居

【ご案内】オーストラリアー日本 ダンスエクスチェンジ(AJdX)2006

ダンス公演のご案内です。
AJdXはプロジェクトの規模もダンスの質も、ものすごく素晴らしい企画。
以前、横浜でプレイベントを見て、びっくりしました。
今回は、京都でも開催されるとのことで、お近くの方は、この機会にぜひ!

・・・・・

■オーストラリアー日本 ダンスエクスチェンジ(AJdX)2006 News Vol.1■
      《コンテンポラリーダンス公演のお知らせです》
         詳細はhttp://www.jcdn.org/ajdx
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
オーストラリア、ルーシー・ギャレン振付作品「Setting」と山崎広太振付作品
「Chamisa 4℃」。
山口情報芸術センター、メルボルン国際芸術祭でのオーストラリア公演へとつづ
く、世界初演。8/26、27日京都芸術センターで両作品をお見逃しなく!!
────────────────────────────────────
オーストラリア-日本ダンスエクスチェンジLUCY/KOTAプロジェクトは、
昨年、日本とオーストラリアでダンサーをオーディションし、
今年7月中旬からメルボルンと京都・山口で作品製作をするというダンス交換プロ
ジェクトです。

この企画の振付家に、オーストラリアからルーシー・ギャレン、日本からは山崎
広太が参加。
山崎広太は、NYに拠点を移してはや5年。昨年は ジャンビーJant-biに振付し
世界ツアーを行うなど、世界規模での活動と広がってきました。
本当にひさびさの関西での作発表です。
ルーシーは、オーストラリアのダンスカンパニー、チャンキー・ムーブや秋に来
日するオーストラリアン・ダンスシアターの振付を行うなど、オーストラリアを
代表する振付家で、世界的に評価も高まっています。

ルーシーに選ばれた日本人ダンサーは、j.a.m. Dance Theatreの森井淳、そして
松山から「赤丸急上昇」の赤松美智代。どうしてこの二人にしたのと聞いたら、
人間が変だったからというルーシー。
山口と京都で作品創作を続け、この8月26-27日に京都で発表します。
もちろん、音楽もオリジナル!
神戸在住で世界的に活躍しているHaco。作曲音楽とライブの両方で聴かせます。

一方、オーストラリアのダンサーをオーディションし、メルボルンで作品創作を
続けてきた山崎広太もほぼ作品が完成。山崎の独特のムーブメントをオーストラ
リアのダンサーがどのように踊るのか、お楽しみに!!
こちらは、音楽が菅谷昌弘。現在メルボルンに滞在し、一緒に音楽を製作中。
────────────────────────────────────
<世界初演は、下記の日時会場で!>
◆8/26(土)19:00 8/27(日)15:00 @京都芸術センター 講堂
◆9/3(日)14:00 @山口情報芸術センター スタジオA
詳しくはAJdXサイトhttp://www.jcdn.org/ajdxで。
────────────────────────────────────
AJdX関西地域で開催の他Projectとのお得なセット券あり
(http://www.jcdn.org/shop/にて取り扱い中)。
ご予約は、JCDNダンスリザーブhttp://dance.jcdn.org/で。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
NPO法人 Japan Contemporary Dance Network
T:075-361-4685 F:075-361-6225
E-mail jcdn@jcdn.org URL http://www.jcdn.org
JCDNダンスリザーブhttp://dance.jcdn.org/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
by ide_h | 2006-08-19 10:27 | ご案内