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2007年 01月 31日 ( 1 )

井戸端会議「アート×教育 ~英国・学校教育でアートが大活躍!」

今日はアートNPOリンク 第3回井戸端会議
「アート×教育 ~英国・学校教育でアートが大活躍!」

京都教育大学附属桃山小学校で行われました。

参加者は学校の先生、教員志望の学生の方、
ワークショップ開発に携わる方など計18名。
ゲストのクリエイティブ・パートナーシップ ディレクターの
スティーブ・モフィットさんを囲んで、いろんなお話を伺いました。

アートNPOリンクから開会の挨拶があったあと、
子どもとアーティストの出会いの活動紹介をさせて頂き、
クリエイティブ・パートナーシップのご紹介を頂いた後、
全員でのフリーディスカッションとなりました。

クリエイティブ・パートナーシップでは、
学校とアート(アーティスト、デザイン産業等の
クリエイティブな活動をしている人々)と
パートナーシップを組み、さまざまな取り組みをしているとのこと。
その結果、子どもたちの学力が上り、また物事の問題点を自分で見つけ、
それらを繋げて自分なりにユニークな解決法を見出していくなどの
成果があったとのことです。

とても興味深かったのは、クリエイティブ・パートナーシップは
80億円の政府予算がつきつつも、「スーパー・ヘッド・ティーチャー」(=校長先生)の
動機付けを行い、それから周囲を変えていったというプロセスがあること。
つまり、枠組みをつくってそれらを政府機関から押し付けるのではなく、
現場からのボトムアップを重視している活動だということです。
アート活動以前に、先生に対して、教師としての力を向上させていく取り組みも
行っているとのことでした。
う~ん、それをそのまま真似するのはあまりにも大変だけど、
なんなく日本で展開していくヒントになるかなあと思ったり。

あと、聞いていてとてもわくわく&すごい!と思ったのは、
子どもたち自身がアート・エデュケーションのプロジェクトを
立ち上げている例があるということ。
子どもたちが、アートを取り入れたプログラムを考え、
アイディアを相談してまとめ、クリエイティブ・パートナーシップに助成を申請し、
校長先生や教員に交渉して、いまの自分たちに必要なプログラムを
子どもたち自身がつくていくこともあるそうです。

いま、日本ではアート・イン・エデュケーションのコーディネータが少ない、
というのが嘆きのもとになっていますが、この話を聞いて、
とても楽しそうで、希望がわいてくるような気がしました。

キャリア教育にも通じるところがありそうだし、
いつか日本でもそんなことができると楽しいなあ…なんて。

いろいろ感心しつつ、夢想しつつ、考えつつ、あっという間の90分間でした。
(今日の公式報告書は、アートNPOリンクのサイトから
見れるようになるとのことです。おたのしみに!)

2月2日、3日は横浜でシンポジウムが行われるので
それもとても楽しみ。
by ide_h | 2007-01-31 23:24